タマリズムでは、学生と企業・自治体等をつなぐイベントとして8月3日に「マッチング会」を開催しました。
限られた時間の中での出会いとなる為、出会えなかった企業・自治体等もあることから、本プロジェクトの企画を行っている多摩大学ながしまゼミの皆さんのインタビューを通じて、参加した団体についてご紹介します。
第2弾は、JA東京中央会様をご紹介します。
ご回答者:JA東京中央会 都市農業支援部 地域農政課 能城友明様
先日はマッチング会への参加ありがとうございます。
今日は、マッチング会に参加された感想を伺えればと思います。まず、企業としてどのようなことを行っているかおしえてください。
JA東京中央会は東京のJAの取りまとめや支援を行っています。
JAは、北海道から沖縄まで全国各地に約580JAが存在しています。
都内では14JA存在しております。わたしたちはその14JAの代表として行動したり、
経営の支援を行ったりしている、いわゆる本部機能の役割を果たしています。
なるほど。
東京にあるJAをまとめているのですね。ということは、千葉県には千葉県のJAをまとめる本部組織があるのですか。
はい、そうです。千葉県では17JAが存在しますが、それをまとめているのがJA千葉県中央会ということになります。
私たちは東京をステージとしているため、東京の農家の方々がどうしたら農業を続けていけるのか、その農家を支援する14JAの経営をよりよくするためにはどうしたらよいか。
東京農業の振興とJA経営の健全性、この二つの側面をもって「東京の農業を未来に残していこう」という企業理念のもと活動している団体です。
東京の農業のために活動しているのですね。
具体的には、農家さんの為にどのような事業を行っているのですか。
具体的にJA東京中央会には、都市農業支援部と経営支援部、総務企画部の3つの部署があります。
都市農業支援部では、持続可能な農業に向けて行政や他企業の方々とも一緒にイベントや研修を実施したり、行政や議員の方々に農家の声を届けたりしています。経営支援部では、働き方改革や会計処理など対応、法務税務の改正に伴う支援や経営改善にむけた支援を実施しています。
現場にもいきながら、幅広く課題解決に向けて私たちができることを模索しながら農家やJAと情報を共有して、一緒に東京の農業の未来を描いています。
都議会や行政とも仕事をしているのですね。
マッチング会に参加してみてどのようなことを感じましたか。
こういった機会をセッティングして頂き、お声がけしてくださったことで企業としても今の学生のことを知る機会となりました。
非常に有意義な時間になりました。
参加学生に対してどのような印象を持ちましたか。
今の学生、頑張っているなと感じました。
発想が企業と違って、ユニークな企画が多かったのが率直な意見です。
その中で印象に残っている大学はありますか。
中央大学のタカティーツです。
JA東京中央会として、SNS発信が弱いという課題を抱えているので、SNSを利用した企画に興味を持ちました。
現在、マッチングをされていると思うのですが、どんな風に進んでいますか。
マッチング先は、アドバイスやコンサルティングをしてもらいたいようだったので、
再度企画の内容を聞いてアドバイスをさせて頂きました。
インタビューにお答え頂きありがとうございました。
参考リンク:
JA東京中央会 https://www.tokyo-ja.or.jp/
インタビュー日時:2021年9月9日(木)